手紙     メールでは伝わらない思い

岡林信康 岡林信康 手紙 1970年
牧師の家に生まれた青年(岡林信康)が、ある日「神」になってしまった。それから彼の苦悩がはじまったのだろう。彼が決して望んではいなかったものへと大きなうねりのうな力が彼を追い込んで行った、それがきっと真実なのだろう。

今から40年以上前の放送禁止の曲です。差別という現状が現実の生活の中にまだ確かにあった時代(今もあるとは思う)の曲です。
部落出身者の女性と裕福な家の倅との悲恋を歌った曲です。
さしずめ、今ならメール対応でなんでも済む時代ですが、当時はやはり手紙。
切々と思いをつづり、また書き直す。思いをしたためるって行為はメールには果たして出来うるのでしょうか?
感情の一端を決して隠せはしない便せんに書かれた文字。行間に見え隠れする本当の想い。

この詩のここが良い!
♪~暗い手紙になりました、だけど私は、書きたかった、だけども私は書きたかった~♪
彼女の深い悲しみと感情のすべてが含まれているようで、本当に聴いてて胸が痛くなりますが
素晴らしい曲だとおもいます。

加筆 リンクが切れてしまったようなので音源を変更しました (2013・5・6)

 

僕にまかせてください 

クラフト クラフト 僕にまかせてください 1975年
さだまさしさんによる楽曲です、山口百恵さんが歌った「コスモス」といい、この曲といい彼の紡ぐ言葉は何気ないところで心にジ~ンとしみるので好きです。当時は、少し軟弱な感じでどちらかというと嫌いでしたが私自体が大人になり成熟したことで、彼の詩の世界が理解できるようになったのかもしれません。
クラフトの代表曲ともいえるこの曲です。お墓参りの情景を歌った曲なのですが、こんなにジ~~ンと感動できるなんて、すごいとしか言いようがないですね。
曲の中で彼が手を合わせ心の中で呟くのだろう「あなたの大事な人を、僕にまかせてください」 が心の中だけとはなんとももったいない、お墓の前で愛を誓うってなんてピュアなんだろう。
優しい彼と、陽だまりのような彼女だから絵になるんだろうと思う。
些細なことにでも感謝の気持ちを大事に持ち続けていて、時折口に出して、
ぽつりと「ありがとう」って言ってくれるような女性は昭和にしか存在しないのかもしれない。

youtubeは kazemachibito6629 さん のUPから

ニューヨークのため息~か 伊勢佐木町のため息~か

Helen merrill Helen merrill  You’d be so nice to come home to

「ニューヨークのため息」と称されたジャズボーカリストのヘレン・メリルさんです。彼女の事に詳しいわけではないのですが、
この曲「You’d be so nice to come home to」がとても好きになってから知りました。
今から三十数年前に初めて聴いた曲です。確かCMにも使われていたと思います。
このハスキーな声がたまらく良いんです。
ここで一つの妄想が生まれました、この声は日本人のあの人にそっくりだって。
当の本人だってきっとそう思っているのではないかって、そうだとしたらきっとこの曲を歌っているんじゃないかって。
ネットで調べたらビンゴ!!! あの彼女がこの曲を歌っていました~
興味があったら聴き比べてみてください。

You’d be so nice to come home to  青江三奈さんの映像

(リンクが切れてしまっていたらごめんなさい)

 

カラパナ 海の香りと80年代

Kalapana  Kalapana   Many Classic Moments  1977年

この曲を聴きだしたのは80年代に入ってからです、当時サーファーだった人たちが好んで聴いていたグループだったと思います、あとイーグルス、エアーサプライ、大瀧詠一などでしょうか。私が持っていたカラパナのアルバムは、曲と曲との間を浜辺の波の音でつないであった
お洒落なアルバムでした。(このアルバムだったか定かでない)。
このあたりの曲を聴くとアルバイトをしていた30年ほど前の吉祥寺を思い出してしまいます。
生活は苦しかったけど、毎日が楽しかった、そんな時代でした。

海を感じる曲ってなぜかハマります、冬に聞いても良いし、暑い夏でも良いし。
当時の若者のバイブルといわれていた「ポパイ」と「ホットドッグプレス」などが、ファッションや文化をあおり続けていて、若者の多数がそのトレンドにのっかていた時代でした。
若者にパワーがあって、明るい時代だったと記憶しています。私は好きでしたそんな時代が。

 

ホームにて  私のこころのサプリ。

miyuki 中島みゆき 「ホームにて」 77年

この曲を聴くと情景が目に浮かびます、優しいメロディがほのぼのとした詩の世界へす~っと引き込んでくれるようです、とても優しく、包み込まれるように。

故郷の事を時々想います。ふるさとで過ごした年月よりここ東京で暮らした時間のほうが遥かに長くなってしまいました。 故郷を想うことで、心の安らぎを感じることができるのは、故郷を持っている人だけの特権です。頻繁に帰れる距離ではないこともあって、その想いも月日が増すごとに強まっていきます。
この曲は自分自身のテーマ曲として時折聴いていました。 故郷に帰りたい気持ちと、それを阻むやむにやまれぬ状況とかいろいろあって・・・・。
これを聴くと、たまらなく故郷に帰りたくなります、適度に魂を揺さぶってくれる、私にとって「こころのサプリ」とも言える曲です。
忙しい生活が続いたりして、身体のケアには目を向けることはあると思います、
そんなときには、「こころ」にも栄養を取らせましょうね、
美味しいご馳走と、大好きな音楽と!。

※追記 音源のリンクが切れたので、リンクを変更いたしました。